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クリーンルーム

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あらゆる産業の製造・研究の場にコンタミネーション制御技術を伴うクリーンルームは、不可欠な技術です。コムラーズ工業は、空気汚染に起因する様々な問題の解決、簡易・局所クリーンルーム、クリーンルームの改修、一般室のクリーン化改装など、関東を中心に全国各地に対応いたします。電子部品・精密機器、医薬品製造ライン、医療施設、食品加工ラインなど、高い「品質」「安全性」「衛生的空気環境」を求められる分野に設計・施工まで短期間で行うことができます。

クリーンルームの規格と清浄度

クリーンルームの4原則

塵埃粒子寸法比較表

大気中には目に見えない微粒子から肉眼でみえる塵埃まで無数に浮遊しています。

クリーンルームの清浄度(クラス)

国際規格 ISO14644-1 1999の要旨(JISB9920の概要)

清浄度クラス 粒子 生物粒子 圧力
[Pa]
温度
[℃]
湿度
[%]
[%]
気流
[m/s]
(換気回数)
ISO BCRクラス 粒径
[μm]
粒子数
[個/㎥]
浮遊菌
[CFU/㎥]
落下菌
[CFU/㎥/週]
クラス5 (100) 0.5以上 3,500以下 3.5以下 12,900以下 12.5
以上
指定値 40~45 一方向流形式
0.45±0.1
5.0以上 29以下
クラス7 (10000) 0.5以上 350,000以下 17.6以下 64,600以下 非一方向
流形式
20回/時以上
5.0以上 2,900以下
クラス8 (100000) 0.5以上 3,500,000以下 88.4以下 323,000以下  
5.0以上 29,000以下  

米国連邦規格 U.S.Fed.Std.209Eの要旨

清浄度クラス 粒子 生物粒子 圧力
[Pa]
温度
[℃]
湿度
[%]
[%]
気流
[m/s]
(換気回数)
ISO BCRクラス 粒径
[μm]
粒子数
[個/㎥]
浮遊菌
[CFU/㎥]
落下菌
[CFU/㎥/週]
クラス5 (100) 0.5以上 3,500以下 3.5以下 12,900以下 12.5
以上
指定値 40~45 一方向流形式
0.45±0.1
5.0以上 29以下
クラス7 (10000) 0.5以上 350,000以下 17.6以下 64,600以下 非一方向
流形式
20回/時以上
5.0以上 2,900以下
クラス8 (100000) 0.5以上 3,500,000以下 88.4以下 323,000以下  
5.0以上 29,000以下  
ISOクラス表示と米国連邦規格(U.S.Fed.Std.209E)のクラス表示相当は以下の通り
ISO14644-1 U.S.Fde.Std.209E
クラス3 クラス1
クラス4 クラス10
クラス5 クラス100
クラス6 クラス1.000
クラス7 クラス10.000
クラス8 クラス100.000

米国航空宇宙局規格 NASA NHB5340の要旨

清浄度クラス 粒子 生物粒子 圧力
[Pa]
温度
[℃]
湿度
[%]
[%]
気流
[m/s]
(換気回数)
ISO BCRクラス 粒径
[μm]
粒子数
[個/㎥]
浮遊菌
[CFU/㎥]
落下菌
[CFU/㎥/週]
クラス5 (100) 0.5以上 3,500以下 3.5以下 12,900以下 12.5
以上
指定値 40~45 一方向流形式
0.45±0.1
5.0以上 29以下
クラス7 (10000) 0.5以上 350,000以下 17.6以下 64,600以下 非一方向
流形式
20回/時以上
5.0以上 2,900以下
クラス8 (100000) 0.5以上 3,500,000以下 88.4以下 323,000以下  
5.0以上 29,000以下  

WHO-GMP(無菌医薬品に係る清浄度区域の分類)

清浄度クラス 粒子 生物粒子 圧力
[Pa]
温度
[℃]
湿度
[%]
[%]
気流
[m/s]
(換気回数)
ISO BCRクラス 粒径
[μm]
粒子数
[個/㎥]
浮遊菌
[CFU/㎥]
落下菌
[CFU/㎥/週]
クラス5 (100) 0.5以上 3,500以下 3.5以下 12,900以下 12.5
以上
指定値 40~45 一方向流形式
0.45±0.1
5.0以上 29以下
クラス7 (10000) 0.5以上 350,000以下 17.6以下 64,600以下 非一方向
流形式
20回/時以上
5.0以上 2,900以下
クラス8 (100000) 0.5以上 3,500,000以下 88.4以下 323,000以下  
5.0以上 29,000以下  
FDAによる清浄度クラス分類
  粒子濃度 浮遊菌濃度(個/ft³)
重要区域 クラス M3.5 (100) 0.1
管理区域 クラス M6.5 (100,000) 2.5

清浄度クラスの上限濃度(ISO14644-1)

清浄度クラスの上限濃度(個/㎥)

清浄度クラス 上限濃度(個/m³)
IS014644-1 Fed IStd-209E 0.1µm 0.2µm 0.3µm 0.5µm 1µm 5µm
Class 1   10 廃止        
Class 2   100 24 10 廃止    
Class 3 Class 1 1.000 237 102 35 廃止  
Class 4 Class 10 10.000 2370 1.020 352 83  
Class 5 Class 100 100.000 23.700 10.200 3.520 832 廃止
Class 6 Class 1.000 1.000.000 237.000 102.000 35,200 8.320 293
Class 7 Class 10.000       352000 83.200 2.930
Class 8 Class 100.00       3.520.000 8.321.000 29.300
Class 9         35.200.000 8.320.000 293.000
2015年12月にISO14644-1は改正されました。
改定点:最小測定点数は、点数=√床面積から、ルームエリア(m²)に明記された点数になる。
1点測定しかない場合の3回測定の要求は解除された。

空気清浄方式

非一方向流方式(乱流方式) クラス6~8(ISO14644-1)

断面図 設定基準 特長 コスト
通常の空調設備と同様、天井の一部
に吹出孔床・側壁から排気。
取入外気と環境空気をフィルターで浄化する、
もっとも一般的な方法です。

●換気回数
 10~80回/時

●室内圧力差
 0.5~3mmAq

●気流とゴミの状態
 気流が乱れゴミ回収
 に時間がかかる。
メリット
1.最も一般的なタイプ。
2.使いやすく、管理も容易。
3.フィルター及び空気処理が簡単。
4.クリーンベンチと併用することで、クラスの高い
  洗浄度を保てる。
5.設置後も規模の拡張は、比較的安易。

デメリット
1.洗浄度が作業員数によって左右されやすい。
2.気流の乱れにより、塵埃が滞留する恐れがある。
3.換気回数が少ないので、定常運転までに時間
  がかかる。
●最も一般的で
  安価。

●工事難度
  普通。

一方向流方式(垂直層流方式) クラス ~5(ISO14644-1)

断面図 設定基準 特長 コスト
天井全面にHEPAフィルターを設備。
垂直下面に清浄空気を流して床面に
排気、除塵、再循環する方式です。

●換気回数
 250~650回/時
 (0.2~0.45m/sec)

●室内圧力差
 0.5~3mmAq

●気流とゴミの状態
 垂直表流でゴミは
 たまらない。
メリット
1.運転とほとんど同時に定常状態にできる。
2.たとえ汚染状態があっても回復が早い。
3.作業員数、状態にかかわらず高度な清浄度を
  維持できる。
4.管理は比較的容易。

デメリット
1.HEPAフィルターの取り付け及び交換が
  むづかしい。
2.建屋高さを必要とする。
●最も高い。

●工事難易度
  むずかしい。

空気清浄方式

清浄度クラスの上限濃度

ISO14644-1
Fed Std 209E

工期短縮

プレハブ方式断熱パネル(厚さ44mm 幅900mm 長さ7800mm)を採用し、既設建築物の天井吊り元とプレハブルーム天井の補強材を接続し柱の無い広い空間のクリーンルームを短工期で構築します。
断熱パネル
一般的な建築 間仕切より熱貫流を低減しています。
硬質ウレタンフォームで外部からの空気侵入を遮断し、内部の空気の流出を防止、パネル継ぎ目は特殊加工のジョイント加工。さらにシリコーンコーキングで密閉構造にします。
空調機、エアフィルタで空気制御を行いお客様ニーズにあったクリーン度(クラス)温湿度で最適な環境のクリーンルームを構築します。
高い清浄空間
ご希望のクリーン度(清浄度クラス5 ~ 8)に応じて設計・施工。
天井にエアフィルタをひきつめ高清浄度のクリーンルームから、外部からの塵埃流入防御する簡易局所ブースまで、空調設備を含む技術を生かしてクリーン化に必要な最適な方法をご提案します。
床の塗り床、長尺塩ビシート、グレーチングなど製造環境に適した対応も可能です。
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